特殊記号の表示
「ファイル」タブ→「オプション」で表示される「Wordオプション」ダイアログボックスのサイドメニュー「表示」から変更できる。
「常に画面に表示する編集記号」項目で,「すべての編集記号を表示する」に☑を付ける。
これによって,改段落(「Enter」キー)と改行(「Shift」+「Enter」キー)の違いがわかり,
スペース,タブ,インデントの違いを意識することができる。
フォントの種類
MS 明朝 と MS P明朝(MS ゴシック と MS Pゴシック)の違い
HG 明朝,HGP 明朝,HGS 明朝の違いなど
HG〇〇〇:等幅フォント
すべての文字の幅が均等
HGP〇〇〇:プロポーショナルフォント
文字により幅が異なり詰めて短くなる
HGS〇〇〇:サブプロポーショナルフォント
全角文字は均等で半角文字のみがプロポーショナルフォント
テンプレートの活用
過去の文書を開いて不要なところを削除して文書を作り変えるということをやってきた人が多いのではないでしょうか。
定型文書や頻繁に利用する文書などは,テンプレートとして保存して利用しよう。
まず,テンプレートとして保存する文書を作成する。
「ファイル」-「名前を付けて保存」を選択し,文書の種類をWordテンプレート(*.dotx)に変更して,
ファイル名を付けて保存する。
テンプレートから新規文書を作成しよう。
「ファイル」→「新規」から,作成したテンプレートを選択できる。
※【補足】まだ個人用テンプレートを作成したことがない場合は,「個人用」は表示されない。
テンプレートの格納場所は,標準では
C:\Users\ユーザー名\OneDrive\ドキュメント\Office のカスタム テンプレート
になっている。
「表示/非表示」グループの「□隠しファイル」にチェック☑を入れる。
保存場所は,「ファイル」タブ→「オプション」で表示される「Wordオプション」ダイアログボックスのサイドメニュー「保存」から見ることができる。
これからテンプレートを作成していくのであれば,わかりやすい場所に指定すればよい。
自動保存時のファイルは,
PC>Windows(C:)>ユーザー>(ユーザー名)>AppData>Roaming>Microsoft>Word
に格納されている。強制終了してしまったとき,もしファイルが復元されなかったら,ここを調べてみるとよい。
ファイルが残っているかもしれない。
フィールドの利用
「挿入」タブ→「テキスト」グループ→「クイックパーツ」→「フィールド」
連番 SEQ(オプション \c,\r)
ページ番号 PAGE
日付 DATE
数式 EQ など
※フィールドの更新は,選択して「F9」キー または 右メニュー(右クリック)で
オートコレクト機能
●行頭では,「―――」+「Enter」で罫線が引ける。
●「(c)」で「©」,「:)」で「😊」,「;)」で「😉」に変換される など
各自で設定が可能。よく利用する記号などを登録するとよい。
カスタマイズ
●クイックアクセスツールバー
●リボンのユーザー設定
●ショートカットキーの設定
いずれも,
「ファイル」→「オプション」 → 「クイックアクセスツールバー」
「ファイル」→「オプション」 → 「リボンのユーザー設定」
さらに,ショートカットキー:「ユーザー設定」
ショートカットキーの活用
(a) メニューの選択について
「Altl」+…. (オルトキーと組み合わせることで選択できる)
(「Alt」キーを押すと,メニューに数字やアルファベットが表示される)
(b) 段落について
行間を変更するときは,変更したい段落にマウスカーソルを置いた状態で,
「Ctrl」+「1」,「Ctrl」+「2」,「Ctrl」+「5」を押すと,行間がそれぞれ1行,2行,1.5行になる。
段落設定をリセットするときは,リセットしたい段落にマウスカーソルを置いた状態で 「Ctrl」+「q」を押す。
インデント,ぶら下げインデントの設定などをユーザー登録して利用すると,時短できて便利。
(c) フォントについて
フォントをリセットするときは,リセットしたい文字列を選択してから,「Ctrl」+「Space」を押す。
フォントサイズを変更するときは,変更したい文字列を選択してから,
「Ctrl」+「 [ 」を押すと縮小,「Ctrl」+「 ]」を押すと拡大される。